ドライアイという言葉もよく耳にしますが、主な症状として現れる目のかすみやゴロゴロした異物感などは普段の生活でも起こります。自己判断で大丈夫だと思って様子を見ていたらいつの間にか症状が進行していることもよくありますので、随時自分でもチェックして気になるようであれば早めに診察してもらいましょう。
チェック項目はいくつかありますが、目の異物感や不快感、重たさを感じたり、疲れやすくなってはいないでしょうか。かすんで見えたりいつもより光がまぶしく感じることもあれば、なぜか涙が出たり目にかゆみがある場合も出てきます。30秒間で自然なまばたきの回数がどれぐらいになっているのかもやってみると良いでしょう。逆に、どれぐらいの時間まばたきをせずにいられるのか挑戦してみて下さい。
もちろんチェック項目が当てはまったからといって決め付けるわけではありません。あくまで自分の症状がどのような状態なのかを確認する目安として、目に優しい生活を心がけたいものです。よく、コンタクトレンズを日常的に長時間付ける人や、PCやスマホ等を眺めることの多い人は目の水分量が少なくなり、ドライアイになりやすくなるといわれています。そういう人たちはこちらのようなコンタクトレンズに変えるなどすると、水分の蒸発を抑えられるので、目の乾きを軽減することができます。
目の症状は、日常生活にそこまで大きな実害があるわけではないので、様子見ばかりになってしまうこともザラにあります。しかし、当てはまる項目が多いようであれば、もしかしたら症状が進んでいる場合もあるので注意が必要です。ドライアイが進行してしまうと、視力低下や痛み、角膜上皮剥離などにつながる恐れもあります。病院で検査などもして、正確に状況の把握と治療をしましょう。